【amazon謎ブランド】Dockteckってなんだ?USB Cハブ買ってみた【徹底レビュー】
職場でのセキュリティ事情でmacのUSBポートが足りなくなった。そこでAmazonのおすすめに出てきた謎ブランド「Dockteck」のUSBハブ(ハブというかdock?)を買った。初めて聞くブランド名で不安があったものの、買ってみたら思いの外かなり良かったので紹介しておきたい。
本ブログでは、ゲームや映画の感想文からの延長として製品レビューを位置付けてます。だから全ての記事がカタログスペック転載にとどまらない、使ってみないとわからないガチレビューになっています。コスパ最強のオフィスチェアや自宅のスマートロック化計画の記事が人気です。
当ブログはamazonアフィリエイトに参加しております。本記事が購入を決め手になった、という方がいらっしゃましたら、ぜひ記事内のリンクから購入してもらえると励みになります。もちろんレビュー自体は忖度ない正直な目線で記載をしております。その点はご安心を!
時代はAnker一強のなか、、、
ここ数年、PC周辺機器といえばAnker一択、という時代が続いていました。
10年前のUSBって、端子がハマればとりあえず動く、みたいなラフさがあったと思います。当時はUSBとはつまりフラッシュメモリのことで、やっすい粗悪品でもメモリの読み書きぐらいは普通にできていた。
ところが近年のUSBは違います。
- USB規格自体が多岐に渡る(同じ端子でも中身のスペックがピンキリ)
- 繋ぐデバイス側も多岐に渡る(スマホの充電とか同じ端子だが高い電力を要求される)
- つまり、正しい用途把握 × 嘘のないスペック表記がマスト
安かろう悪かろうな商品をつかまされるとまともに使えないことも多いんですよね。
そこでものを言うのはやはり有名ブランドのパワーですよ。Apple純正やbelkinは高いので、やっぱりAnkerですよねーとなる。
しかしここ最近のamazonではAnker製品を探すのもちょっと苦労するほど、名前も知らぬ謎ブランドが多いです。
この中の何割が粗悪品で、どれが買って良い製品なのか。レビュー汚染/サクラレビューの問題も度々話題になる中、信頼できるメーカーはどれなのか。
今回はそんな中でも特に目についた、Dockteckというブランドを買ってみました。
Dockteckってどんな会社?国は?評判は?
購入前に調べましたし、本記事を書くにあたって改めて調べたんですがどこの会社の製品なのか一切不明でした。
どこの国?
かなりの時間を費やして捜索した結果、ついに公式っぽいFaceBookページを見つけました!中国深セン所在のyoung & innovativeな会社で、今のところUSB-C dockの専門メーカーらしい。
所在地も社名も一切謎です。Amazonでの販売者はCableCreation JPとなっていて、香港の会社みたいですね。これはあくまでも仲介して日本で売ってる会社だと思うので、Dockteck自体は謎のまま。
(amazonのレビューがドイツばっかですね、ドイツの会社なのか?)
評判は?
日本語のレビューは投稿自体がすごく少ないです。ただ、ネガティブな意見はあまり見ない。サクラっぽかったり日本語が不自由な投稿は特に見つからなかったです。評判と言えるほどまだ誰にも知られてない、という感じ。
また多くのレビューがドイツからのレビューになっています。先にドイツ市場で実績を作ってから世界展開を始めたという感じでしょうか。(ドイツはあのAnkerよりも先発のAukeyを擁する周辺機器大国ですからね、納得ではある。)
会社についてはほんの少しだけわかりましたが、まだまだ情報は少ないねーといったところです。無名のガジェットオタクがいきなりこんなクオリティの製品を販売できるわけないので、Ankerとかのノウハウある会社から独立した会社なんじゃないかと予想してます。
Ankerの販売終了したこれにそっくりすぎるので、OEM供給元が直接売り始めた、とかの線もありうるなと思ってます。(↑のanker製もたまに取り扱い復活しますね。供給が安定しなかっただけで、終売ではないのかも。https://amzn.to/3HQgsgO)
Dockteck 6-in-1 usbハブを購入してみた
今回購入したのはこちら Dockteck 6-in-1 usb ハブ
選択理由とカタログスペック比較
この製品を選んだ理由は単純で、欲しかったポートを過不足なく揃えていたんですよね。
- usb 3.0 *2ポート
- HDMI(4K60Hz出力可) *1ポート ★これが結構レア
- usb c *1ポート ★これが決め手
- 1Gbpsイーサネット *1ポート
- 電力供給用のUSB PD(in, out)
元々使っていたAnkerのハブが↓こんな感じの最小構成だったので結構な拡張です。
- usb 3.0 *1ポート
- HDMI(4K30Hz出力可) *1ポート
- 電力供給用のUSB PD(in, out)
USB Cハブによくある問題点が解消されている神仕様
USB Cハブとして売られてるものの多くが
- PCに繋ぐため
- 電源を取るため
という2ポートのUSB Cを備えているんですが、普通の利用方法では必ずこの2用途で埋まるため、さらに任意のデバイスをusb c接続で使うことはできません。
しかし今回購入した6in1ではさらにもう一個、データ出力用のUSB Cがついています。素晴らしい!
これがかなりレアな仕様で、例えばAnkerだと8000円近くする最強クラスのハブを買わないとこの第3のusb cポートはないんですよね。
4000円ちょっとという低価格でこのポートがついてる製品を初めて見ました。怪しい謎ブランドではありますが、ダメもとで試してみる価値はあるなと判断しました。
4K60HzのHDMI出力可
これもAnkerでは最強機種でしか採用されていない謎ハイスペックです。
Hzというのは、映像を出力する際に秒間何回のレートで画面を更新をするかという値です。
数が多いほど更新頻度が高く、つまり滑らかな映像が見れるわけです。
Ankerの場合先ほども挙げた最上位モデルでは60Hzが採用されてますが、ワンランク下のモデルから30Hzになってしまいます。私が以前使っていたモデルも当然30Hzでした。
オフィス用途で動画とか見るわけでもないので別に30Hzでも問題なかったんですが、やはりこの60Hzという性能がこの価格で買えるのは(逆に不安になるくらい)高スペックかと思います。
カタログスペックで見れば最強だが、、、これは検証が必要!
と、そんなわけでカタログスペックだけ見ると目が飛び出るくらいの高コスパ商品です。
しかしながら日本語のレビューがほとんどないこと、前述の通りDockteckという会社やブランドの情報が一切出てこないことからかなり不安です。
どう考えてもスペックは魅力的。これは私が人柱になって検証してやろうじゃないかと。
使用後レビュー(結論としてはマジで買いです!)
そう、買いました。使いました。結論、最高です。
今後は別の用途でもPC周辺機器を見ることがあったらDockteck製品をまず探すと思います。Anker一択の時代は終わったんや。少なくとも私が購入したこの6-in-1モデルについては自信を持っておすすめできるのでぜひ皆様もご検討ください。
なんと!カタログ仕様に偽りなし!
全ポート問題なく使えてます!以上!というと当たり前だろって感じなんですけど、いやこれがレビューとして成り立つくらい、問題なく使えない製品が多いジャンルなんですよ。USBハブというのは。
特に不安だったのがHDMIですね。
4KディスプレイへのHDMI出力は結構不安定で、カタログスペックで買ってもまともに動かない製品が多いんですが、こいつはズボッと繋ぐだけで瞬時に認識、問題なく表示してくれました。
もう1つ粗悪品を買った場合に信用ならんのが、macへの電源供給。これも数日使用してますが安定してくれています。
前述の通り安すぎて不安になるほどの盛り盛りスペックなんですが、嘘偽りなくちゃんと使える、逆に驚きました。
筐体のクオリティが高い!
Macの隣に置いて映えるマットなアルミ素材です。単純にかっこいいし接続した各ポートのガタ付きもないです。
コンパクトでコードの取り回しも良いです。そしてめちゃくちゃスリムなので、繋ぐデバイスが増えたにもかかわらずデスクの上もすっきりしました。
付属品までしっかりしている!
マニュアル
これはカタログスペックに一切表れない部分ですが、ユーザーマニュアルがなんか良いです。紙の質感がちょっとプラスチックぽい加工されていて、丈夫なんですよ。
「Please keep this manual for future reference. (この説明書は保管しておいてね)」と書いてあるんだけど、ちゃんと保管されるに足るマニュアルです、という意思を感じる。
そして記載内容もちゃんとしています。このポートはどの規格に対応していて何ワットまで電力供給できて、という技術仕様が事細かに書いてある。
また、この内容に基づいてどういうデバイスは繋いで良くて何がダメか、みたいなことがAmazonの商品ページにちゃんと列挙されています。(例えば「タブレットの充電できるほどの電力は送れないよ」みたいな事です。)
勘違いしがちですが、「タブレットの充電できないから粗悪品」という事ではないんです。(前述のAnker最強モデルだってタブレットの充電はできません。)
仕様がきちんと公開されていて、表記通りの性能がでる、というのが重要です。
メーカー側もよくわかってないんだろうなーという、カタログスペック通りに動かない粗悪品が多い中、ここまでちゃんと明記されているのは好感度高いです。
このマニュアルだけでもちゃんとした会社、ちゃんとした製品だというのがよくわかる。
キャリングポーチ
この手の製品になぜかついてくるポーチ。これもなんか「ちゃんとしてんなー」という感想です。とにかく縫製がキレイ。生地も安っぽくない。
そしておそらく「繋ぐケーブル類も一緒に入れてね」と言わんばかりのちょっと大きめなサイズ感。
ユーザーの利用シーンを考え抜かれた配慮が行き届きすぎていて逆にコワい。
一応デメリット(といいつつ褒めたおすぞ私は)
熱い
使用中かなり熱くなります。ちょっと大丈夫なのか?と不安なるくらいの温度。しかし大丈夫なんです。なぜなら通常利用中に122°F(50℃ちょい)まで上がります、と明記されているから。
手で持ってみると確かに丁度そんなもんですね。これが触るのもしんどいほど熱くなる、というならアウトなんですが、熱めのホッカイロぐらいの温度感までは問題なさそうです。
デメリットと言いつつ、ちゃんと説明通りの温度ぴったりで安定していることにむしろ好感すら持ちました。
ネットに情報がない
まじでこれはなんとかしてほしい。出始めた頃のAnkerとかもそうでしたが、広告費削減のために自社HPすら持たないというのはなんとかならないんですかね。とにかく怪しいですよね。
この記事書くにあたって改めて色々調べてみたんですが、結局どんな会社か、他にどんな製品があるのか、分からずじまいでした。上述の通り会社の場所とfacebookページだけ発見しました!いきなりこのクオリティを世に出せるのも謎なので、Ankerからの独立組が立ち上げた会社とかなんですかね?と予想してますが確かなことは何もわかりません。
とりあえずこの手のケースでサポートに連絡取りたい場合は購入履歴からAmazonに連絡すれば良いので、当面困ることはないんですけど。
日本語が怪しい
購入後のマニュアル(全部英語です)がしっかりしていただけに、Amazonの説明欄の日本語が怪しいのはなんとかしてほしい。散々書いてきた通りカタログスペックや内容に嘘があるわけではないんですが、翻訳の怪しさでだいぶ損してる気がします。
私がレビューを投稿して、マニュアルの写真載せておこうかな。
まとめ
最強の製品に出会ってしまった!
- カタログスペックで最強
- コスパ最強
- 実物も偽りなし
- 筐体デザインも最強
- マニュアル、付属品まで高クオリティ
他社で8000円クラスの豪華仕様を詰め込んで4000円台と神コスパ。それに加えて期待を裏切るような(下手な)コストカットを見せず、どこをとっても期待を超える製品でした。今回は在宅勤務用に書いましたが、出社するようになったらオフィス用にも間違いなく同じものを買うと思います。
デスク周りを整理したいなら文句なくオススメの一品でした。購入はこちら↓
このブログについて
本ブログでは、ゲームや映画の感想文からの延長として製品レビューを位置付けてます。だから全ての記事がカタログスペック転載にとどまらない、使ってみないとわからないガチレビューになっています。本記事が気になった方におすすめのレビュー記事をピックアップしたので、よかったら読んでいってください。
tomatojuicer222.hatenablog.com
余談ですが↑この記事から世界一クーポン利用されてるらしい、、、大人気記事です。ありがとうございます。
tomatojuicer222.hatenablog.com
重ねてになりますが、当ブログはamazonアフィリエイトに参加しております。本記事が購入の決め手になった、という方がいらっしゃましたら、ぜひ記事内のリンクから購入してもらえると励みになりますmm
(レビュー自体は忖度ない正直な記載をしております。その点はご安心を!)