ASCASO社のエスプレッソマシンのマニュアル和訳したり、映画の感想文、たまに恋愛相談。

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【炊飯器2021】炊飯器選びがムズすぎる【レビュー未満】

炊飯器を買い替えたい。かれこれ15年とか使っている格安のやつから、そこそこちゃんとした美味しく炊ける系にしたい。

 

炊飯器選びは難しい

結局実食できないのと、米の種類や炊き方、モチモチ系/さっぱり系など美味しさのピークが複数あること、それぞれに好みがあること。

それらの繊細な差異に対して我々の語彙が全然足りていないこと。気軽に試すには価格が高いこと。

意識して食べ比べでもしない限り良い炊飯器を知るタイミングがない。つまりカタログスペックからわかることが全然なく、実際炊いてみて好みに合うか?みたいな世界なので、家電の中でも最上級に難しいと思う。

 

基本編-熱源の違い

下に行くほど高価で美味しいと言われてる。

三菱だけは最上位モデルまで上げても圧力HIを出してないのでそこは要チェック。

圧力HIと一口に言っても、じゃぁHIヒーターをどういう風に配置しどういう火力で使うの?というチューニングが各社の特徴になる。

つまり圧力HIを選ぶのはほぼ確定として、後述する会社別のところが重要。

 

基本編-内釜の材質

  • 複層の金属釜
  • セラミック(陶器、土鍋)

炭釜とセラミックは落とすと割れるので、電器屋独自の保証に入るなど工夫が必要。あと高い機種ほど釜が重いので、ある程度候補を絞ってから実物を触ってみるのがよい。重すぎて使えない、とならないように。

一時期の「とにかく重く」するトレンドは去って、2021現在は土鍋レベルの美味しさをキープしながらも軽量化する方向に進化してるっぽい。

 

基本編-食べ比べレビュー記事の闇

ネット上に星の数ほど食べ比べ記事があるのに、同じ会社内での比較って見ないんですよ。例えば同じ象印の最上位機種とミドルクラスの比較。

 

この比較ができれば、いくらの課金にどのくらいの価値があるのか一発でわかるんですけどね。

 

いつもの家電量販店で推し店員に色々聞いてきた。

象印どうしで、最上位モデルとミドルクラスの食べ比べはしたことないの?」

「メーカーも、そういう試食用には最上位モデルしか卸してくれないんですよ」

まー考えてみれば当たり前ですけどね。一番おいしいので試食して欲しいのは当然です。これで1つ謎が解けました。

だから他メーカーとの上位機種同士の食べ比べになってしまうんですよね。

 

それでもどうしても食べ比べたい

どうしても食べ比べたければ

  • 両方買う
  • 目的のミドルクラスの機種を持ってる友人と試食会をする
  • (最上位クラスは大きい家電量販店で試食できる可能性がある)
  • レンタル家電サービスを使う

そんな感じで、どう考えても手間のかかる方法になってしまいます。

一番現実的なレンタル家電サービスで、一応借りられそうなとこ見つけました。

[レンタル] 象印 圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き 1升 NW-PT18|中古・点検済み・保証付き - Rentio[レンティオ]

14泊4000円、機種のラインナップも良さそうです。

やっとここ数ヶ月でまともなサービスが出てきたなという感じです。以前は数ヶ月~数年使って買い取る前提みたいなべらぼうに高い価格設定だったので。

 

応用編-メーカー別

上記は知ってて当たり前レベルの話で、本題はここから。

各社目指すのはかまど+直火の炊き方。それをヒーターでいかに再現するかというのがポイントになる。

 

象印

底面の複数ヒーターを切り替えながら直火の揺らぎを再現し米を動かす。6万くらいのモデルから採用。10万の最上位モデルとはヒーターの数が違う。

(6万モデルでもほぼ同じ、と見せかけて、1ヒーターあたりが担う単位面積あたりの火力が上がるので、上のモデルの方が圧倒的にパワーが出るということらしい。)

好みの炊き加減を記憶するのも良さそう。うちはブランド米にこだわりないので、学習の方向性として、銘柄で制御されるより我が家にあってる感じがする。

YouTuberでも家電ショップ店員でも、実食した人の意見でやたら評価が高い。

 

 

 

日立

京都の料亭が監修した炊き方再現。仕組み的には蒸気を回収しておいて蒸らし時に活用する。蒸気が外にほとんど出ないから木の棚にも置ける。

蒸気タンクなど洗う部品が多いのはマイナスか。

YouTubeの食べ比べ動画で1本だけだけどやたら評価が高いので気になっている。

https://youtu.be/UCLpwYDYZK8

 

Panasonic

複数ヒーターで釜全体を包むように加熱。減圧と加圧を繰り返して米を動かす。4万ぐらいのモデルから採用。コスパよく上位モデルに迫る機能を使えるのはこれ。

銘柄別炊き方、米どころと提携してやってるので信頼できそう。ただしうちはブランド米にこだわりないのであんまり惹かれない。

カタログスペックからはコスパ良さそうだが、特筆するようなクチコミ、コメントを見ないのが気になる。

 

三菱

炭窯、各メーカーで唯一加圧せずに炊く。などなど独自路線が強い。

そのすっきりした食感をイメージしてみてアリなら一択。

加圧の代わりにたどり着いたのが大火力と炭釜という独自の進化らしい。しっかり炭の香りがするらしいとか、硬めに炊けるというのが良さそう。

本体の形が独特すぎるのが気になる。

 

東芝

洗濯機がやたら良かったから気になってる。浸水時に真空にするらしい。ヒーターとかより真空で押してる。

 

TIGER

土鍋採用のパイオニア。おこげに美味しさを求めるなら。

 

まとめ

まだまとまらない。うーん象印の一番いいやつかなーーー。

ちなみに炊飯器の買い時は3月の決算セールみたいです。春〜初夏に出る新モデルを見越して在庫を捌くため。