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【amazon謎ブランド】YEELIGHTってなんだ?スクリーンハンギングライト買ってみた【徹底レビュー】

今ガジェオタがみんな注目している最もトレンディなガジェットの一つ、スクリーンライト。手元を照らすいわゆる卓上ライトなんですが、昔ながらのスタンド型ではなくPCディスプレイの上に設置できるバー状のタイプが大人気です。BenQのScreenBarシリーズが大ヒットして圧倒的に有名ですが、今回はamazon検索で引っかかる安めの謎ブランドに挑戦していきます。

 

本ブログでは、ゲームや映画の感想文からの延長として製品レビューを位置付けてます。だから全ての記事がカタログスペック転載にとどまらない、使ってみないとわからないガチレビューです。過去にはコスパ最強のオフィスチェア自宅のスマートロック化計画など掘り出し物やレビューからわからない隠れた名品を発掘、紹介してます。

スクリーンライトって何?

こんな見た目のやつ

写真で見ると一発ですね、こういうPCのディスプレイ上に設置するバー状のライトです。

蛍光灯からLEDが主流になってもう10年?20年?

小型化や発熱しないなどのLEDのメリットを生かして、昔ながらのスタンド型に限らず自由な形の照明を作れるようになったんですね。

そんな中でじわじわ進化を続けて、デスクライトはもうこの形で決まりでしょ、という最終形態がこのPCディスプレイ上に設置するタイプ。BenQのScreenBarシリーズが本家です。これが在宅勤務の需要と噛み合ってバカ売れしているというわけです。

スクリーンライト VS 従来型の卓上ライトの違い

メリット1 設置場所を取らない

デスクに置く従来の照明は、単純にデスク上で設置面積が嵩みます。対するこちらはディスプレイ上というデッドスペースに置けるので、在宅勤務の限られたスペースに相性バッチリ。

ちなみに同じような理由でモニターアームもおすすめです。

メリット2 ディスプレイに反射しない

ディスプレイ上に設置する、と聞くと気になります。ディスプレイに光が映り込んで眩しくないか。アンチグレアなディスプレイをもってしても反射があると結構なストレスですが、結論から言うと大丈夫です。

ディスプレイ上に設置するという相対位置にある以上、ディスプレイをどんな角度に動かしても絶対に映り込みません。

卓上ライトではそうなならず、反射を避けるために位置を調整する、みたいな妥協が必要になります。

ただし!安物のイマイチなモデルを買うとこういうところで失敗します。だからちょっと値が張っても信頼のブランドが売れるんですよね。今回紹介するYEELIGHTもカタログスペック上は映り込みなしって記載があるんですが、ある意味ここが一番の懸念でした。

実情は果たして、、、?

結論としては、全く写り込みなく想像より何倍も快適に使えてます。

デメリット 設置場所が限られる

メリット1とのトレードオフになるんですが、ディスプレイ上以外では使えません。工夫すればこっちに置けるかも?みたいなアレンジを考えている人は一旦あきらめましょう。置き場所を自由に動かせないのがデメリットとなります。

スポット的に狙った範囲だけを照らす、みたいなことな苦手です。

ただし、次の章に詳しく書きますが、デスク上を均一にやんわり照らすというのが現代的なデスク照明の理想型なので、そういう意味では無視して大丈夫なデメリットかなと思います。

照射範囲ですが、我が家の写真を参考に載せておきます。60*120という一般的なサイズのデスクですが、全面の8割くらいはカバーできています。

ちょっとごちゃっとしたデスクで恐縮ですが、リアルな照射範囲が伝わりやすいかなと。

PC作業にそもそもライトって必要なの?

PCの画面自体が発光してるから、、、

PC利用してて、ライトが必要と感じたことはありますか?

実のところ私はありませんでした。

PC画面自体が光ってるから、作業中は照明のことを考えないんですよね。集中していると、気づけばあたりは真っ暗みたいなこともありがちです。

ところが照明って結構お値段高いんです。平気で一万二万かかるので、今回の購入は結構なバクチでした。自分は必要性を感じていないが、Youtuberとかはめちゃくちゃおすすめしてくる。

これは何か私の知らないメリットがあるんだろうと思う反面、本当に必要なのか、広告目当てのYoutuberにおどらされていないか。ということで今回めちゃくちゃ勉強しました。その辺りをまとめます。

オフィスと家庭の照明の違い

これまではずっとオフィスでPC作業していたんですよ。(特にちゃんと法令を守ってる企業では)照明や温度湿度など、みなさんの安全や健康な作業環境を維持する規定と義務があります。

意識したことはなかったけど、一人一人のデスクに対して一定以上の明るさがキープされてるはずなんですよね。

ところが在宅勤務となると個々の家庭で事情は変わります。

  • 壁際にデスクを置いてませんか?
  • 照明は部屋の真ん中にある天井ライトだけ
  • ちょうど自分の頭の影になってたりしませんか?

全部一ヶ月前の我が家の状況です。これでは法令を守らないブラック企業です。これらを解消して理想的な照明を作るのは在宅勤務の新常識と言ってもいいでしょう。自分の責任でしっかり目の健康を守っていきましょう。

明暗の差が目の負担に

少し勉強してみて、また実感と共に理解したことがあります。目にとって負担なのは明暗の差なんですよね。

  • 暗い部屋でPCだけ発光している
  • 手や頭の影で暗い箇所(と明るい箇所)がある

本当に真っ暗とかじゃなければ、こういう環境でも見ること自体できます。

が、実は見えてしまうのが一番の問題なんですよ。

こういう明暗の差を無意識に補正をするために、目と脳が頑張ってしまうんですよ。視力が下がったり、そうでなくても目が疲れたり頭痛がしたり、多くのPC系不調の原因になっているようです。

テレビは部屋を明るくして、、、のやつ

PC作業に照明は必要、というのが私の結論です。

簡単にいえば昔ながらの「テレビは明るい部屋で見ましょう」と同じですよね。部屋の暗さと画面の明るさ。この差が負担になるのは大昔から常識だったようです。

 

機種選定

理想的なデスク照明プラン

この辺りの理屈がわかると理想的な照明プランもわかってきます。

  • 強力に明るいだけでは(影を生むので)だめ
  • 影を作らない位置から
  • 全体をやんわり照らす

これです。

どこにどんな照明を置くのが正解か、もう分かりますよね。そう!まさにディスプレイ上なんです。

調光機能は大事

ディスプレイとの差が問題なので、単に強力に明るいだけではダメです。好みの明るさや色温度を選べること、その設定を記憶できること。

デスク裏も重要

また見落としがちですが、明暗の差と考えるとディスプレイ裏にできるディスプレイ自体の影も問題ですよね。もちろん現代の照明はこれも解消できます。ディスプレイ裏を照らせるモデルを選びましょう。

格安モデルでもいいのでは

バカ売れしたBenQのScreenBarシリーズはしっかりこの辺りを満たしていて流石というところ。最初にこういう「正解」を見つけ、言語化し製品に落とし込むというのは確かな商品企画力がないと難しいと思います。

逆にいえばBenQをパ◯ったとしか思えない後発の格安メーカーでも、この条件に合うものなら快適に使えるはず。

そんなわけで見つけたのがこちら、YEELIGHTという会社のスクリーンライトです。

 

YEELIGHT(イーライト)について

こういうバカ売れした本家より安い製品を見るとき、どんな会社か調べるようにしています。以前書いたマイナーメーカーのUSB-Cドックの記事も好評なようです。

聞いたことないメーカー、中国メーカーや新興メーカーでも出自がまともそうな会社であれば掘り出し物に出会える可能性は結構高く、冒険する価値あり。ということでYEELIGHTについて調べてみました。

どんな会社?怪しくない?

照明メーカーとしての実績は高め

中国のスマート照明メーカーですね。製品ラインナップはかなり充実していて、メインのシーリングライトからテープ状の間接照明、ベッドサイドなど用途に特化したランプなど、家中の照明をまかなえる感じです。

スマートライトの分野だとPHILIPSのhueシリーズが有名ですが、そこに追従するメーカーと思って間違いないと思います。

ラインナップの充実度合いから見ても、ポッと出のパクリメーカーというわけではなさそう。手堅く確実に伸びている会社という感じで安心できそう。

Xiaomi(シャオミ)との関係性

スマホやその周辺機器でも最近ガジェオタを賑わせている、Xiaomiの関連会社のようです。照明事業だけ別会社に分割した感じでしょうか。シャオミ自体、一般的な格安中華メーカーのイメージからするとかなり好評なものが多く、これも信頼できそうと感じました。

レビュー

というわけで購入アイテムは決まりました。

YEELIGHT LEDスクリーンハンギングライト

 

プライムでー終わってからの紹介というタイミングの遅さをお許しください。前置きが長くなりましたがレビューです。

使ってみて初めてわかる快適さ

実際導入してみての感想としては、昨日までこんなに目を酷使してたのか!この一言につきます。

1日照明を使って、作業を終えて消灯したタイミングですね。そこでものすごい実感がやってきます。ディスプレイ自体が発光しているとはいえ、かなりデスク周りに暗さを感じるんですよ。

明るいはずのPC画面を見るにもちょっと目を凝らすような見づらさを感じます。もう照明なしには戻れないなと。

これまではPC画面見づらいなって思った時、PC画面の明るさが足りないのかと思ってました。これが大きな勘違いだったみたいです。PC側はそのままに、周囲を明るくすると随分快適になりますね。

闇のPCオタクからオサラバです

薄暗い部屋で発光するディスプレイに向かう「闇のPCオタク」みたいなイメージ。アニメの中だけだと思ってましたが、私自身の仕事中の姿がまさにあれになってたんじゃないか?という衝撃ですよ。

今日から光のPCオタクとして生まれ変わった人生を歩めそうです。よろしくお願いします。

昼間でもつけたい

今では昼間でも必ずつけてます。PCデスクに向かったとき、スイッチ押し忘れるなんてことはまず考えられません。それくらい必須になってしましました。

みなさん朝の方が作業がはかどるとか、夕〜夜が集中できるとかの癖がありますよね。照明である程度自分を騙せると言ったら信じますか?

ある程度調光機能が優秀なモデルを買う必要がありますが、自分にとって快適な色の照明はかなり集中力を高めてくれますね。

性能は十分、画面に一切映らない

購入前の検討時点から気にしていたポイントを説明します。まずは画面への映り込みについて。

ディスプレイへの反射は厳しい目で見ても一切ありません。これは公式サイトにも説明されてるんですが、実はあまり信用してませんでした。ちょっとぐらい反射するだろと思っていたんですが、本当に全く映り込まない。優秀ですね。

調光の幅はかなり広い

もう一つ明らかに想像を超えてよかったのが調光機能です。

色温度(オレンジっぽい光~青っぽい光)の切り替えが優秀。

私自身かなりオレンジ寄りが好きな自覚があって、しかし赤みを強くすると暗く感じたり中途半端なハズレ照明は非常に多いです。反対に青系の色にすると眩しすぎたり。

しかしこの製品は調光の幅が赤方向にも青方向にもかなり広いのと、どの色温度でも別軸でしっかり明るさを調節できるので最高ですね。

ここは本当に想像以上のクオリティでした。

アンビエント照明も優秀

また、壁側を照らす間接照明機能もついています。前述のディスプレイ裏の影をなくす意図ですね。裏を照らせることでディスプレイ周囲の暗がりがなくなる=つまり明暗の差がなくなり、目に優しい環境となります。

ゲーミングライトというか虹色に光る機能が付いてるんですが、それはOFFにして部屋と同じような黄色い照明で使ってます。こちらもメインのライトと同じく調光のコントロールが優秀で、好みのにぴったりなカスタマイズができます。

シーン設定とそのカスタマイズも充実

設定を記録する機能が充実していて、プリセットとしてはオフィス、ゲーム、映画、エンターテイメントが用意されていました。それぞれの特徴はぶっちゃけよくわかりません!

私自身はオフィスモードを少し色温度調整して、それをデフォルトにしています。電源を入れると指定したモードで点灯してくれるのでほとんど操作の手間はありません。

アプリ接続するまでがむずい

と、総じて期待を超えてくれる製品でしたがデメリットもあります。上記の色変更などをフルに使うにはアプリと連動させる必要があります。(付属の謎にかっこいいリモコンがあるのですが、このリモコンでできる操作はかなり限られています。)

そしてこのアプリがかなり使いずらい!接続するとそこから先の調整は↑に書いた通り素晴らしいんですが、接続までがかなり混乱しました。

最初だけ、お気に入りの色と明るさを保存することができればほぼ触らなくて良いので、最初だけ頑張って調整してください。

ロゴ&電源コードがちょっとダサい

正面からロゴがまぁまぁ主張してきます。

製品の質感自体はかなりシンプル&高級感あるアルミ素材でいい感じなんですが、このロゴだけちょっとな、、、って思いまいした。

YEELIGHT大好き!信者です!という人ならいいんだけど、そんな人いるのか?という。

その後ろに電源コードがちょろっと見えてるのも気になる人は気になるかもしれない。チアリーダーのポニーテールくらいの角度で上むきにコードが出てるので、正面からも見えちゃうんですよね。もっと下向きに出てれば目立たなかっただろうにと思いました。

中学高校の服装髪型規定では上向きポニテが怒られるらしいですが、もっとこういうのを取り締まってほしいですね。

リモコンが使いづらい

シンプルでシャレオツなリモコン。めちゃくちゃかっこいいんですがあんまり使わないですね。結局アプリを使わないと細かい調整ができないので、少しだけ調光できるおしゃれな文鎮になっています。

お気に入りの設定をしたらあとはほとんど意識せず使える、というのが実現できているので、リモコンの使いずらさですごく困るわけではないです。

まとめ

ディスプレイ上に置ける照明はいいぞ

スクリーンライト、今はまだガジェオタしか持ってないアイテムだと思いますが、PCの横にサブディスプレイを置いてるような在宅キンマーには今後必須のアイテムだと思いました。

  • デスクライトの弱点を解消する新しい形
  • 疲れ目の原因は明暗の差にあり
  • YEELIGHTは信頼できる

もちろんBenQの本家もいいんですが、ちょっとお値段がはるのと、大人気すぎて在庫がかなり不安定です。Amazon楽天も頻繁に品切れになってますね。YEELIGHTは値段半額でこのクオリティ。選択肢としてかなりアリなんじゃないかと。

このブログについて

本ブログでは、ゲームや映画の感想文からの延長として製品レビューを位置付けてます。だから全ての記事がカタログスペック転載にとどまらない、使ってみないとわからないガチレビューになっています。本記事が気になった方におすすめのレビュー記事をピックアップしたので、よかったら読んでいってください。

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余談ですが↑この記事から世界一クーポン利用されてるらしい、、、大人気記事です。ありがとうございます。

 

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(レビュー自体は忖度ない正直な記載をしております。その点はご安心を!)