ASCASO社のエスプレッソマシンのマニュアル和訳したり、映画の感想文、たまに恋愛相談。

tomatojuicer222's diary

ASCASO社エスプレッソマシンのマニュアル和訳を進めたり、映画の感想文、たまに恋愛相談

AWS ligthSail × WordPress cocoon でサイトを立ち上げメモ

AWS、ひと昔前は自分で各種サービスを組み合わせて環境構築しなきゃいけないイメージだった。

マニュアルもコンソールも英語だしね。仕事で使う時はそういう構成を含めてしっかり考えてクソでかシステムを作るからそれで良いのだけど、個人のレンタルサーバーとしてはそこまでいらないよねという先入観があった。

しかし気づけばlightSailとかいう良い感じにパッケージ化されたプランが登場していて個人向けにも超快適。

lightSail選択の理由

10分くらいで気軽に自分専用のサーバーが手に入るじゃないですか。 しかも$3.5/monthという安さ。 世のバックエンドエンジニアがよだれを垂らして飛びつくやつ。 sandbox環境とはよく言ったもので、まじで大人の遊び場。

ドメイン取得してhttpsの通信が通るまでにトータル1日かからないぐらい。 tomapy-workfromhome.com

立ち上げまでの手順はこちら

www.takoboolog.com 世界一わかりやすい立ち上げ方法解説記事。 サーバーいじるのは本職なのでまぁ公式の資料見ながらできるんだろうけど、 脳死で作業できる手順書として使わせていただいてます。

PHP環境とかの動作環境作ってwebサービス的なこともできそう。

なのだけど最近の興味がgoogle検索と、いろんなんところに表示される広告とかツイッターでおもちゃにされがちなweb漫画とか、 そういう広告って誰が出してどうやって表示してるのか。 その辺の仕組みが気になるのでWordPress環境をつくって遊んでみることにする。 詳しくは書かないけど用語でいうとSEOとかASPググると解説は無限に出てくる。 解説だけだと実感を伴わない系なので、実際に自分のサイト作ってやってみましょうねという感じ。

享受するだけだったgoogle検索結果に介入して、意図的に自分のサイト順位を上げられるとか完全におもしそうじゃん。

wordPressのテーマ選択

WPはテーマごとに全然できることが違って、 ブロガーならブロガーなりの、企業HPならそれなりの有名テーマを使うのが絶対に正解。

間違っても誰も気づいてない使いやすくてセンスあるテーマを探そう〜とか思ってはいけない。 何かつまずいたときにすぐ検索できるというのが、みんな使ってるテーマの圧倒的メリットなので。 自分でコードいじりまくってテーマ開発できるくらいの自身がなければ、みんなが使ってるやつ一択です。

ということでcocoonを選択

セキュリティ、高速化の設定

ここが本記事のメイン。 wordPress、テーマによってセキュリティやキャッシュ利用などサーバー側に関わる設定項目も全然違う。 上述のたこぼーさんはcocoonを使ってるわけじゃないので、ここから先は自分の力でやる必要がある。(ほんとは書いて欲しい!)

  • テーマ側で推奨している設定
  • セキュリティ用のプラグイン
  • キャシュ利用のプラグイン
  • googleSearchConsoleの登録
  • googleAnalyticsの登録

この辺進めながら書く。

テーマ側で推奨している設定

wp-cocoon.com

  1. EWWW Image Optimizer導入
  2. テーマの設定を書いてある通りに設定

サーバー側のキャッシュ利用プラグイン

  1. W3 Total Cacheを有効化(lightSailでWP導入したら元から入ってたのでこれで) ※要lightSail設定 プラグインページにwp-contentの権限変更してくれというメッセージが出るので、 AWSのコンソールから下記のコマンドを実行
## 権限変更
chmod 755 /opt/bitnami/wordpress/wp-content

## 変わったか確認
ls -l /opt/bitnami/wordpress/wp-content

### 実行結果,lrwxrwxrwxでは変わってないのでは?
lrwxrwxrwx 1 root root 29 Oct 15 18:25 /opt/bitnami/wordpress/wp-content -> /bitnami/wordpress/wp-content

## /opt/bitnami/wordpress/wp-content は
## /bitnami/wordpress/wp-content のショートカット的なものらしい
## 後者が本体なのでそっちを見る

## 変わったか確認
ls -l /bitnami/wordpress/

### wp-contentがdrwxr-xr-xになってるのでOK
total 12
-rw-rw----  1 bitnami daemon 4499 Oct 24 19:44 wp-config.php
drwxr-xr-x 10 bitnami daemon 4096 Oct 26 07:45 wp-content

セキュリティ用のプラグイン

Akismet Anti-Spam

SiteGuard WP Plugin ※要lightSail設定 mod_rewriteは有効っぽいけど、なぜかログイン画面のリダイレクトが効かない ※これが解決するまではSiteGuardログインページ変更機能をONにしたままログアウトしては絶対にダメ。下記の公式ドキュメントやコマンドライン周りの説明をスラスラ理解できる程度の知識がない人は一生ログインできなくなる。 bitnamiの設定、現在bitnami側で構成を変更中らしく、ググって出てくるほとんどのサイトはあてにならない。 公式ドキュメントを見ながらやりましょう。 docs.bitnami.com

chromeの翻訳かけるとほぼ完全に日本語化できます。

Understand default .htaccess file configuration

Understand the default Apache configuration

この辺見ると、導入したプラグインの設定はこの辺に書き込まれるとのこと。 bitnami側で推奨する方法はあれど、どこに書かれるかはプラグイン側の実装次第ということらしい。

# htaccess系
/opt/bitnami/wordpress/.htaccess
/opt/bitnami/wordpress/.htaccess.cocoon
/opt/bitnami/apache2/conf/vhosts/htaccess/wordpress-htaccess.conf
#conf系
/opt/bitnami/apache2/conf/httpd.conf
/opt/bitnami/apache2/conf/bitnami/bitnami.conf
/opt/bitnami/apache2/conf/bitnami/bitnami-ssl.conf

.htaccessみたいな.で始まるファイルは通常見えないのでls -aで確認

cd /opt/bitnami/wordpress
ls
# .htaccessは見つからない!
ls -a
# .htaccessが見つかるはず!

実際には以下でSITEGUARDの設定を見つけることはできた。特に異常なさそうなんだよな。なんでログインページが出ないのか謎。

cat /opt/bitnami/wordpress/.htaccess
#SITEGUARD_PLUGIN_SETTINGS_START
#==== SITEGUARD_ADMIN_FILTER_SETTINGS_START
<IfModule mod_rewrite.c>
    RewriteEngine on
...略...
#==== SITEGUARD_ADMIN_FILTER_SETTINGS_END
#SITEGUARD_PLUGIN_SETTINGS_END

その他

  • WP Multibyte Patch 日本語化に。とりあえず入れとけ系
  • XML Sitemaps 何かしらのプラグインでsitemapを作成して、サーチコンソールに食わせるとgoogleくんに見つけてもらえるようになる
  • 問い合わせフォーム用のプラグイン 何かしら入れましょう
  • AMP入れる? digitalidentity.co.jp

この辺の設定を、最初の数記事書くのと並行して進めておく。 サーチコンソールからみれる速度計測のページを確認しながら、遅くなったら設定見直すなどする。

特にサーバーキャッシュ(W3 Total Cacheのとこでやってるやつ)きいてないと超絶遅い。 これがlightSail特有の問題なのか、他のレンタルサーバーでもWPのPHP処理がそもそも重いものなのかはよくわからない。 数記事入った時点で極端に(1記事表示するのに10秒かかったり)遅くなったので要注意。 10秒もかかると内部リンク踏んでもらうとか離脱率どころの話じゃなく、サーバー応答してないと思われるぞ。