ASCASO社のエスプレッソマシンについてマニュアル和訳を勝手に進めています

tomatojuicer222's diary

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ジュラシックワールド 炎の王国

授業参観に向かうパパの気持ちで行ってきた!今作はワールドの予習必須です。

 

見てきました!前作ジュラシックワールドが大変好きすぎてもうダメです!沼から抜け出せそうにありません!必ず前作を見て、そしてできれば以下リンク先のまとめを読んで、そしたら絶対にもう3回くらい前作を堪能したくなるのでおかわりして、そして十分に気が済んだところで今作を見てほしい。

togetter.com

 

それから僕はIMAX3Dで観たんだけど、全然3D感はないのでIMAX2Dでいいと思います。そんで浮いたお金に追加課金してもう3回観るのがツウの食べ方。

 

 

ストーリー

前置きが長くなりました。今回は前作の島で火山が噴火し、オーウェンママがブルーを救出しに行く話になります。我々ブルー推しガチ勢は娘の元気な姿を一目見たい、授業参観のパパポジションで参加するわけです。

 

そして恒例の恐竜で一儲けしようと企むわりーやつが出てきてさあ大変。この辺の大局はネタバレも何もほんといつも通りなので省略。正直な話恐竜パニック映画としてのスリルを求めるならシリーズ1作目、ジュラシックパークに敵う作品ではありません。細かく評価できる点は後述するものの、見飽きた感がある。そんな事より本題はブルーさんです。

 

ブルー

ムッスメ~!!!!かわいいよ娘~!!!!神様ありがとう運営ありがとう。パニック映画としてイマイチとは書きましたが、ブルーの扱いという点ではまさに世界が求めていた完璧に正統な続編。大満足です。「分かってる」チームによる正しい仕事。ほんとブルーは制作スタッフみんなに愛されてるのが伝わってきますね。お父ちゃんは嬉しいよ(号泣)これで前作と監督違うってんだから驚きです。これほどまでにいいところをしっかり引き継いだ続編、他人に作れるもんなんですね。

 

YouTubeに公開されてるとある映像があります。これ劇場で初見を楽しみたい人はクリックしないでくださいね。まぁ何度見たところでこの素晴らしい映像の価値が落ちるわけではないんだが。

 

youtu.be子供の頃のブルーとオーウェンママの飼育日誌ですね。妹たちに号令をかけて整列させるんですけど、僕はもうこれだけで無限に泣けます。ひぃ~かわいい、かしこかわいいちゃん。

お願いなんですけど、この飼育日誌だけを延々垂れ流すスピンオフ作品作ってください!!!いやーこんなにも尊い映像がこの世に存在していたなんて。次第に大きくなって、ある時遂に柵ごしにしか会えなくなる日とか来るんですよ!!!そこで映像記録は終わり、前作冒頭の餌付けシーンに繋がる、、、勝手に想像して絶対にやばいと思う。あ、適任がいなければ監督オファー待ってます。

 

 

僕の好きな映画のベスト3くらいに福山雅治主演のガリレオ映画版で「真夏の方程式」って邦画があるんですけど、あれと近い良さがありました。意外にもジュラの方が100倍平和なんですけど。

子供が本で読んだ知識とかじゃなく、魂で「しっくりくる」瞬間、自分の力に気づく瞬間ってめちゃくちゃ好きなんですよね。「今何かが起こった?」という疑問がぐるぐる駆け巡り、急速に頭の中を占領して、自分の行動と世界の変化が結びつく。歯車が噛み合うというか。人生が大きく動き出す瞬間なんですよ。

赤ちゃんが自分の腕を認識しておもちゃの鈴を鳴らすとか。飼い犬がおすわりを覚えるとか。スタンド能力が発現するとかッ!なんでもいいんですけど、こういう理解の瞬間に立ち会えることって人の一生のうちにそう何度もなくて、そういうシーンを軸に据えて一本の映画にまでなるととても感動してしまうんですね。

 

あ、飼育日誌を映像化した際はUSJあたりに専用劇場建てて恒久的に置いといてください。そしたらワイは年パ買って大阪に移住するぞ。

ついでに発声可能応援上映?もお待ちしております!

 

 

前作でも散々言ってきましたが恐竜の目の描写がやばいです。むしろここは前作よりもさらに進化していて、怒り、不安、信頼、好奇心、いたずら、なんでも目線だけで表現します。人間同士、日本語同士ですら会話がままならない口下手な僕としては、コミュ力に言葉なんかいらねぇなと勇気を貰えるわけですよ。

冒頭にも書いた通りパニック描写が控えめなのはここに繋がります。意思の疎通が出来てしまうので、怖さの種類がなんか違うんですよね。怖いはずのシーンがなんとなくコメディタッチで、もうただのパニックは一作目にまかせよう、という開き直りすら感じます。いや、ドキドキで肩凝るくらいには怖いんですけどね!

 

 

遺伝子的な、政治的なテーマ

過去作品もずっと、行き過ぎた遺伝子工学に対する警鐘みたいな話題がでてきますが、今作はちょっと政治色強めに掘り下げてきました。前作は血の繋がりより家族としての絆だろ、くらいのソフトなテーマをラプトルとの交流に絡めて描いている感じでしたが、今回はガッツリ人類への警告って感じ。その要素いる??という微妙な導入をじわじわ発展させて、それがまさかあんな結末に繋がるなんて。

 

ラスト

その結末ですがとんでもない事をやってのけます。

過去の作品はどれも島から逃げ出せば人間の勝ち(ロストワールドとか若干の例外はあるけど)というものでした。20年経った今、ついにそのお約束から飛び出してしまいましたね。続編作る気があるのかないのか。いやーサプライズ。

そういえばブルーを母体として子供を産ませる計画もしてましたよね。映画に描かれる限りはブルーは手出しされずに失敗に終わったように見えましたけど。島への封じ込めというルールが破壊された今、自然繁殖を防ぐための全員メスという前提まで崩れたらそれこそおしまいです。ワールドは三部作らしいですがそのあたり描かれるんでしょうか。

それにしても炎の王国という日本語サブタイトルはどうなんでしょう。

炎だけだとそれは火山に滅びたイスラ・ヌブラル島を指すと思うんですけど、原題Fallen Kingdomでは途端にラストシーンとのダブルミーニングが連想されます。Fallenなのは明らかに我々人間の世界でしたよね。ハリウッド特有のとにかく派手な結末を、という感じではなくて、最序盤からこのラストに向けて仕込みに仕込んだ渾身のサプライズって感じだったので、邦題もそこは気をつかってほしかったなーというのが正直なところ。

 

まぁでもブルーの物語としては今回綺麗に完結したのでどう転んでもいいかな。

ブルーの去り際シーン、めっちゃいいですよね。前作ではデルタやチャーリーがやんちゃすることで、ラプトル全体として「命令を聞いてくれるか危うい」という緊迫感のバランスをとっていました。今回ラプトルはめっちゃ意思疎通のできるブルーだけですから、ちょっと従順すぎるかな、と感じたのも事実です。そこでこのお別れ。彼女のかわいいところが全面に出ていたと思う。

前作と対比するとさらに三倍エモい。ほとんど同じ構図で首をかしげて問いかけてくるブルー。前作ラストのオーウェンママはどうしたかというと、行け!なんですよね。自由に暮らせと。それに対して今回は輸送用のコンテナを指し、一緒に暮らそうといいます。ハッピーイチャラブ生活を予感させるシーンですが、前作と同じ調子で飄々と森に消えていくブルー。うーん秀逸。