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【IT】windowsPCを久々に購入したのでセットアップ~リカバリ方法まとめ

mac厨でもできる、職場PCをいい感じにするまとめ。

記事内に詳細を記載するが、実際にやってみるまで分からなかったが、セットアップ手順は以下がよさそう。特に暗号化を最後に行うのがポイント。

1.リカバリデータ作成

2.ハード類の換装

3.リカバリ

4.windows10へのアップグレード

5.環境の最適化

6.バックアップ

7.HDD暗号化

★★★セットアップからリカバリデータ作成★★★
購入したPC【東芝 PB35READ4R7AD71】

付属のリカバリディスク【win8.1のリカバリディスク(DVD二枚組)】

初期インストール済みのOS【win7(Pro)の32bit版】

まずは購入時の状態でwin7を起動し、リカバリメディア(win7,32/64bit共通)を作成する。これでwin8.1,win7(32bit),win7(64bit)を好きなタイミングで(再インストールは必要だが、ライセンス的には)切り替えられるようになる。

【ポイント】
リカバリメディアからのインストールをなるべくストレスなく行うため、従来のDVDに焼く方式ではなく、USB3.0接続できるUSBメモリにメディアを作成した。(だいたい¥2000の出費、後述のインストール作業で一回につき1.5h短縮、時給換算すればDVDに焼くよりコスパいいと思う。)

★★★換装作業★★★
Dynabookは裏から見えるすべてのねじを外して裏面を開けるだけでHDD、メモリにアクセスできた。Macと比べてかなり簡単。換装の内容は以下。合計¥1万ちょっとくらい。

ストレージ【HDD→SSD

メモリ【4GB×1メモリ→4GB×2メモリ(8GB)】


HDD→SSD
分かっていれば簡単だが、油断してHDDと基盤を繋ぐケーブルをちぎらない様注意する。つまり、力を入れるポイントと方向をきちんとイメージできていないとすぐちぎれてしまう繊細そうな感じのケーブルである。

HDDの面に対してケーブルを水平方向に引き抜く。
ケーブルを持たず端の固い部分を持つ。
特にロックはされていないが、相性が良いとかなりしっかりはまってるので固い。それなりに力をかけるからこそケーブル破損が怖い感じ。

メモリ
しなりのある金属片がバネの様にメモリを挟み込み、カチャッとロックしている。外す時はこのつまみを左右に広ければ(指でOK)飛び出てくる。取り付けは斜め上からスロットに差し込んで、カチャッとはまるまで押し込めばOK。
HDDと違って、ロック機構を理解すれば全然力が要らないので壊す心配はなさそう。

【ポイント】
数千~万オーダーのファイル検索やファイルコピーを多用する職種なので、SSD化の恩恵はかなり大きいはず。なお、換装で不要になったHDDもリカバリメディアとしていざというときに使えるので、大事に保管しておく。リカバリやOSのアップデートなど、今回の記事の範囲だけでも時給換算で元取れるんじゃないかってくらい速くなっている。


★★★リカバリ★★★
SSD換装でデータはまっさらな状態なので、先に作成したリカバリメディアから新規インストールする。今回はwin7の64bitで行うが、プロジェクト的にOKなら8.1やwin10を入れてもいいだろうという感じ。

・F12を連打しながら電源ONし、リカバリメディアをUSB3.0のスロットにさし、選択。あとは指示に従ってセットアップするのみ。1.5Hくらいで完了。

公式の説明書には4Hほどかかるとの記載あり。SSD化+USBメモリ使用でかなりの効率化ができた。


★★★後処理(SSDの最適化)★★★
インストールが終わったら、換装したSSDとメモリを正しく認識しているか確認する。(コンピュータのプロパティから)

SATAの読み込み方式をいじっておくとより効率よく使えるらしい。詳細は「IDE AHCI」でググる。(OSのレジストリで持ってる値と、BIOSの値が食い違うと起動しなくなる可能性もあるので注意、しっかり調べてから実行すること。)
現在の設定の確認方法

スタート→コンピュータで右クリック→デバイスマネージャ

IDEATA/ATAPIコントローラを見る。SATA AHCI~みたいな製品ならOK。今回デフォルト値で問題なかったので放置。設定する場合の変更方法もググればすぐ出る。

他にもトリムをするかしないか、などのSSD固有の設定がある。たまたまSSDIntel製なので、IntelSSDToolboxというツールで全部やってくれる。他社のSSDの場合は自分で各種設定をいじって対応する。OSのバージョン、SSDの購入時期によっても挙動が異なるらしいので、よく調べてからやること。


★★★パーティション区切り★★★
SSDの物理的破損の場合以外で、今後win8.1に乗り換える可能性がある。
このことからパーティション分けはしっかりやっておきたいところ。
(起動ディスクとデータディスクを分ける)
メモリ8GBならディスクの空きが64GB以上あると、メモリ管理用の一時ファイルなどがいい感じに処理できていい感じという噂。
この64GB+windowsアップデートなどのバッファをとって100GB~120GBくらいをCドライブ、残りをDドライブにあてる。
ダウンロードデータのデフォルトの保存先などをDドライブに書き換えておく。


★★★各種ソフト★★★
プロジェクト指定の暗号化ソフト、セキュリティソフト、オフィスソフトを確認してインストールする。移動前に(会社で買って)入れておく必要があるもの、移動後に現地でもらえるものを確認。(この辺のソフトを導入する前に下記win10へのアップグレードの章を読み、順序をしっかり検討すること。特にHDD暗号化は後回し推奨。)

基本的には、暗号化は会社のライセンスで実施、セキュリティは体験版を入れておく。そのうえでプロジェクトに参画すると、本番のセキュリティとオフィスをもらえる。

これもSSDだと速い速い。暗号化、昔は8時間くらいかかった気がするけど、今回は20分くらいで完了。

参考 プログラマがお勧めする Windows7にインストールしたい便利なフリーソフト - Akio’s Log

 

 ★★★win10へのアップグレード★★★

社用のPCは、McAfeeEndpointEncryptionでのHDD暗号化が義務付けられている。暗号化された状態だとwindows10へのアップグレードができない模様。やるなら先に。暗号化ソフトはアップグレード後に再インストールできるのか、などなど検証してみる。

→チャレンジした結果、アンインストールしてからでないとアップグレードできない旨を通知される。無視してダメモトで先に進む事もできない模様。アンインストーラは暗号化時に提供されておらず、また暗号化したディスクのデコード方法もわからないのでHDD初期化しないとだめみたい。

→どうせ仕事では4月頭まで使わないので、ダメならクリーンインストールすればいいやということで、3月いっぱい遊んでみることにする。HDD初期化→win7再インストール→win10にアップグレードを試す。

結果、Eclipse他業務で使いそうなフリーソフトは全部問題なく動く模様。対応状況が不明だったMcAfeeEndpointEncryptionについても、win10にアップグレードした後でインストールしたら問題なく動いた。

参考 Windows10にアップグレードした後、元のOSに戻す方法

win10になってから暗号化してしまってるので、この方法でwin7へのロールバックはおそらくできないと思う。次プロジェクトで問題ある様なら、あらためてwin7クリーンインストールする。

 追記:win10のバックアップイメージや回復ディスクを作ろうとしたところ、やはりどうやら暗号化が問題らしい。Cドライブ全体を指定してディスクイメージを作るとエラーになった。回復ディスク+ユーザー配下の個々のデータはバックアップ可能。

 

以上から、ここまでの推奨順番は以下の通り。

1.購入すぐにリカバリメディア作成

2.ハード面の調整(SSD,メモリ換装)

3.リカバリメディアからクリーンインストール

4.windows10にアップグレード(この前にwindowsアップデートが必要かも)

5.windows10としてのリカバリメディア作成

6.HDD暗号化

 

★★★windowsupdate★★★

ウイルスソフトを入れたら、windowsupdate関連ファイル群を保護対象から除く。対象フォルダはググればでてくる。これでwindowsupdateのバカみたいな遅さが改善され、結構実用的な速さになる。その上でアップデートを実施。1~1.5Hくらい。

 

 

さっそく気にいったので、もしwin7に戻すことがあっても7月以降に再チャレンジできるよう今のうちにバックアップからの復元などもためしていきたい。