【IT】Thunderbolt3対応製品が続々と発表されているけれど日本ではイマイチ盛り上がってなさそうという話
先日DellがThunderbolt3対応のDockを発表したらしい。個人的にはめちゃくちゃ期待しているのだけど、日本語の記事が全然見当たらないので自分で書いてみた。
Dellが発表したDockはこちら。
明確に説明されていないけど、おそらくThunderbolt3の
in(横から出てるケーブル)
out(背面の端子)
が一つづつついていてデイジーチェーン可能っぽい。
その他端子の種類、数ともに文句なしの内容。
あとは初期のThunderbolt2 Dockにあったような、USBからの給電が弱いせいでsuper Driveが動かない、みたいな事が初期モデルからちゃんと対策されてれば買いかな。
他にもたくさんの対応機器が発表されているのだけど
10 Great Thunderbolt 3 Products for 2016
http://www.wegotserved.com/2016/01/11/10-great-thunderbolt-3-products-2016/
と、こんな感じの情報は英語ではちらほら出始めているんだけど、なぜか日本語に翻訳された記事が全然見つからない!Appleが次期Macで対応するまで様子見といったところなのかな?
Dockを作るとして、どんな端子を乗っけたら良いかすら、各メーカー検討中といった感じだからまぁそんなもんか。
thunderbolt3の基本的な仕様については以下が詳しい。
以下雑記
(USB3.0との覇権争いに負ける形で)全然広まらなかったThunderbolt2までと違って、USB3.1なんて既存のメジャー(になることが約束されてるような)規格と共存できるってことで、個人的にはかなり期待している。
メジャーになれなかった規格って、やっぱり品数少ないし値段も高いからね。
今までのthunderbolt製品と比べて、性能の割に買いやすい(最悪でもお値段据え置きくらい)ものが増えるんじゃなかろうか。ま、値段はともかく、各社が参入してデザインが豊富になるとうれしいね。
我が家ではそろそろ家族皆のiPhoneが容量の限界を迎えるところなので、
買い替えに向けたデータ整理に加えて、いっそのこと全員分のデジタルデータをRAID管理したいと思い始めている。
目標は「全データ20年保存」。
20年の根拠は、今の子供世代が大人になる頃、その時普及しているはずの上位のテクノロジィで復旧なり新媒体に引き継ぎできること。孫と一緒にアルバムをめくるような感じで、思い出のデータたちを見返すことができること。
年間数百GB×2(RAID用)×20年で見積もってもストレージ価格としては数十万円程度で済む見込み。途中ですげ替えることを考えてもまぁそこそこ現実的なお値段かと。
で、問題は母艦PCと、そして外付けのストレージを繋ぐ拡張性である。うちの母艦PCはUSB3.0がつくギリギリ直前のMac mini。初代Thunderboltは使えるものの、この20年保存を統制する最初の母艦としてはスペック、拡張性ともに少々心許ない。20年保存の大まかな構想はあるものの、こいつが原因でイマイチ実現に向けて踏み出せない感じ。時期MacでThunderbolt3対応が発表されたら、いよいよがんばっちゃうタイミングかなと。
そんなわけでThunderbolt3対応の新製品の動向は、日々追いかけていきたい。
この記事から半年以上たって2016年11月、やっとMacBookにサンダーボルトがつきましたね。写真サーバーの母艦として使えるかどうか、あらためて検討してみます。